21年ぶり東大生ランナー

明日の箱根駅伝の第8区に、東大生ランナーが出場する。
下記のニュースを読んでも分かるが、精神力の強さと、弛まぬ努力が伺える。
是非頑張って欲しいものだ!


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050101-00000017-nks-spo


 21年ぶりに東大生ランナーが箱根を走る。第81回箱根駅伝は明日2日午前8時、東京・大手町をスタートする。昨年10月の予選会で上位に食い込んだ松本翔(東大1年)が、オープン参加の関東学連選抜の8区を走る。東大生の出場は84年の60回記念大会(17位)以来のこと。学業に家庭教師のアルバイト、たった1人の練習…。そんな苦労にも負けず、勝ち取った夢舞台で区間賞を狙う。
 コーチも、練習相手もいない。体育寮もない。松本はたった1人で、箱根に挑む。「競う相手がいない分、練習の質は落ちる。でも自分の予定や体調に、練習内容を自由に合わせることができますから」。厳しい環境にも、言い訳や恨み節は一切口にしない。
 昨年10月の予選会で東大は総合22位に終わったが、松本は落選校の上位選手で構成される関東学連選抜(14人)に選ばれた。12月の選考会では4位に食い込み、自力でメンバー(10人)の座を勝ち取った。「高校駅伝にも出場している。もともと力はある」と大森監督は話す。
 宮崎県人のための学生寮暮らし。10月まではすし店で週5日、深夜まで働いていた。今は週3、4日の間隔で家庭教師のアルバイトをこなす。昼は弁当、夕食はそのバイト先でごちそうされることが多い。「忙しくても練習だけは続けています。朝と放課後に走る。1日25キロは超えますね」。
 宮崎・門川中までサッカー部に所属した。当時から長距離で力を発揮した。中2のときに5000メートルで県記録を樹立。中3の県駅伝大会でも1区で区間新を出した。駅伝の名門・小林高に進学。しかし「足での進学では将来が不安」と、体育科ではなく普通科での入学にこだわった。
 陸上と学業の両立の秘けつを「短期集中」と明かす。小林高時代は夕方5時半から7時すぎまで練習。7時半に帰宅し、9時から午前0時まで勉強と、予定を徹底管理していた。「勉強は授業で理解する。宿題は学校でやった。土、日は7〜8時間勉強する。塾にも行きませんでした」。この習慣が今に生きている。
 「文部科学省に入省して教育問題に取り組みたい」と将来の夢を語る。一方で「4年間陸上をやって学生のトップクラスになれば実業団もいいかな」とも。一昨年の高校駅伝は1区28位と悔しい思いをした。「その借りは箱根で返したい。区間賞を目指して走る」。松本が箱根路に21年ぶりに東大の名を刻む。【首藤正徳】(日刊スポーツ) - 1月1日10時0分更新


駒場の教養時代の、「100mを速く走るゼミ」を思い出した。
運動会のエジソンと呼ばれていた小林寛道先生を筆頭に、スプリントマシーンという面白い機械を使って走り方を矯正するのだ。
腰から下を足だと思って走る走り方に矯正する。
確か、あれで100m 16秒ちょいから、100m 15.9sになった記憶があるが、単に受験鈍りが改善されただけかな、と。



駒場の頃は、総合科目やゼミに色々楽しいものが多かった。
映画鑑賞論や、認知生物学、社会哲学(明日のジョーを熟読せよという宿題が出た)、などなど。